一念発起してマルシェの出店に挑戦したい!ということで申しこみと出店の審査が通ったら準備しなければいけないことがいっぱい出てきます。
その中で皆さんから決まって相談を受けるのが「なにをどれだけ準備すればいいの?」という疑問
シェアキッチンプランナーとしていろいろな方を見てきて分かった
1.主催側に確認しておくチェックポイント10個
2.これだけあれば大丈夫なもの5カテゴリー
をまとめてみました。
1.まずは主催者に下記チェックポイントを確認しておきましょう。
□1.営業時間(設営・退去時間)
□2.駐車場・買出しに行けるスーパーなどの有無・出店場所からの距離
□3.販売スペースのサイズ
□4.電源の有無・水道・ガスの有無
□5.屋外・屋内・床の材質
□6.中止の場合連絡はいつくるか?
□7.レンタル備品の有無
□8.店舗前の置き看板設置の可否
□9.となりの店舗が何屋さんか
□10.営業許可提出の必要性
2.これだけあれば大丈夫なもの5カテゴリー
2.-1 商品の製造・準備
2.-2 ディスプレー関連
2.-3 店舗備品
2.-4 お金回り
2.-5 その他
2.-1商品の製造・準備
※マルシェの平均販売時間は4~5時間。そこでどれだけ売れるかを考えてみましょう。
【2.-1-1】 売り切れる数からはじめる
商品の特性と費用を考えて、まず30~50食程度からスタートする方が多いです。
最初は売れるか売れないかわからないので費用をかけずに余っても処理できる量がベスト。商品が少なすぎると寂しいのでディスプレーのサイズとどう並べるかも一緒に考えておきましょう。
【2.-1-2】製造許可のある場所で作る
販売目的なら必ず製造許可のある場所で調理~パッケージまで行う必要があります。
名古屋近郊であれば、当社が運営するクラウドイーツ名古屋丸の内がベストです。
【2.-1-3】 表記ラベル
食品表示法基づきしっかりと読める文字サイズで記載しましょう。
賞味期限は商品の特性によりまうが焼き菓子は安全を見て最大1週間程度、そうざいの場合は当日作って販売が必須です。
2.-2ディスプレー(陳列)
※ポイント:まずは手書きでディスプレーのイメージを書き出してみると必要なものが明確になります!
【2.-2-1】 プライスカードはわかりやすい金額で
買いやすい様に商品名と価格を明記したカードをつくりましょう。1枚ずつ手書きしても良いです。
できるだけ価格は統一し、税込みでお釣りの無い価格帯(100円単位・50円単位)が理想。売切れた場合のことを考えて「本日の分は終了しました」などのカードも準備しておくとなお良しです。
【2.-2-2】 看板・ポスター
まずは自分のお店の名前を好きなようにデザインするか作ってもらいましょう。
何を売っているお店か?がわかるようにメインの商品写真をきれいに撮り、
他との違いをわかりやすいキャッチコピーにして入れると食いつきは良い印象です。SNSのQRもお忘れなく。
立て看板やのぼりは、出店場所の制約があるので主催者に確認をしてから準備。
【2.-2-3】 リーフレット・ショップカード
SNSの案内、ネット販売のQRも記載し、商品といっしょに配ると効果的。まずは覚えてもらう事から。
2.-3 店舗備品→チェックポイントを踏まえて用意
【2.-3-1】 テント・パラソルなど主要設備
主催側レンタルの場合もあります。2Mx2Mのタープを購入されている方が多いです。
【2.-3-2】 テーブルとイス(折り畳み式)
できるだけ軽いものを準備しましょう。アウトドア用に売っているものから探すと良いでしょう。
【2.-3-3】 ディスプレイ用トレー
ディスプレイ用トレーや箱・什器、お皿、テーブルクロスはショップのイメージカラーとバランスで選びましょう。
【2.-3-4】 商品を入れる紙袋
袋はオリジナルを作ると費用が高く量も多いので紙袋にスタンプを押したりシールを貼って少ない量で手作りを。
【2.-3-5】 商品運搬・保管
クーラーボックス・発泡スチロール保管ボックス、電源がある場合は簡易冷蔵庫。今はもち勝ち運べる冷蔵庫もありますが、荷物を運ぶ台車もあると便利です。こちらもキャンプ用品売り場などにあるものが使い勝手がよくみなさん利用しています。
【2.-3-6】 消毒用アルコール
安全と衛生は常に細心の注意を払いましょう。雑巾・ティッシュなど拭き取る道具も準備してください。
【2.-3-7】 ゴミ袋・ゴミ箱
容器を捨ててもらう用のゴミ箱もコチラで準備しなければいけないことがあります。
【2.-3-8】あると便利な小道具類
はさみ・カッター・養生テープ・インシュロック・油性マジック
2.-4お金回り
【2.-4-1 】コイントレー
お金の受け渡しをスムーズにするために合った方が良いです。
【2.-4-2】 金庫と現金
鍵付の金庫。販売単価設定と販売数量を考慮し小銭は多めが基本です。QR/電子マネーのシステム導入は事業者にならないといけないので次回以降にしましょう。
【2.-4-3】 領収書/伝票
必要な場合に備えて準備しておいた方が良いものです。注文をうけてから調理する場合は注文伝票も。100円ショップでOK。
【2.-4-4 電卓】
計算ミスを防ぐため必ず準備してください。(スマホでも良いです)
2.-5 その他状況により必要
【2.-5 -1】 照明類
夜まで営業する場合は、電源の有無を確認。延長コードも一応準備。
【2.-5 -2】ポリタンク
許可の内容により手洗い用のポリタンクが必要な場合があります。バケツとセットで準備しましょう。
【2.-5 -3】ポータブル充電
スマホの電源は絶対に切らさない様に注意しておきましょう。
愛知・岐阜・三重でマルシェ出店やってみたい!と思っているかたは、クラウドイーツまでお気軽にご相談ください。
追伸:ちなみに下は「女の子が焼き菓子を売っているマルシェのイラストを描いて!」とAIにお願いして出来上がったものです。面白いので採用
シェアキッチンプランナー 西山