最近ハラル料理という言葉を耳にしませんか?
「ハラル(許された)食品」とは、イスラム教の教えに則った食品のことです。
この頃、日本でもよく聞かれるようになりました。
その背景は、イスラム教徒の方たちの訪日・滞在人数がここ数年増え続けているためです。
1990年にはおよそ3万人だった国内のイスラム教徒人口は、今では20万人に以上に増えているといわれています。
敬虔なイスラム教徒の方がたは
日本においても(日本以外でもですが)、教えに則った食品しか口にできません。
それに伴い、ハラル対応している食品店・飲食店の需要が増えてきているのです。
マレーシア、インドネシア、トルコ料理など
現地料理の味を提供するレストランの多くがハラル対応をしていますが、
最近は和食店やカレー屋さんなどでもムスリムフレンドリーなメニューを用意する店舗が増えてきました。
ハラル料理専門店もちらほら増えていますが、まだまだ浸透しているとは言い切れない状況です。
また、ハラル認証という制度はしっかりとした機関が管理していますが
調べれば調べるほどなかなか複雑な部分が見えてきたりもします。
「ハラル(許された)食品」とは、イスラム教の教えに則った食品のことで、非ハラル食品のことは「ハラム食品」と呼びます。
食べることを禁止されているものはたくさんあります。
豚肉、肉食動物、昆虫類、は虫類と、これらからできる副産物、
水中でも陸上でも生きられるカエルやカメ、カニなどの生物、
アルコール飲料、アルコールが添加されている醤油や味噌などがあげられます。
牛肉・羊肉・鶏等はハラル食材ですが、イスラム教の作法に沿って屠殺されている必要があります。
イスラム教の戒律に則っていると認定された食材には、すべてハラル認定マークが付いています。
このマークがついていなければ、教義的に牛肉・羊肉・鶏の調理も食事する事もできません。
日本、特に地元名古屋で暮らしていても、なかかなかハラル料理に巡り合う事はありません。(肌感として)
ただ、コミュニティーの間での情報共有はされているようです。
これからハラル料理専門店や食品はもっと増えていくと予想されるので
ビジネスチャンスでもあるともとらえられます!
逆に、もっとひろく、お困りの皆さんにより良い環境を提供するため
クラウドイーツ・キッチン 丸の内では、
ハラル専用シェアキッチンの導入を進めています。
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